更新日:2024年7月26日
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令和6年7月25日(木曜日)、循環型社会の形成と2050年ゼロカーボンシティの実現に向けた、行政・住民・事業者が一体となった取り組みを推進するため、サントリーグループ(サントリー食品インターナショナル株式会社、サントリーホールディングス株式会社)と「ボトルtoボトル」水平リサイクルに関する協定を締結しました。
この協定により、令和7年4月以降、家庭から排出され市が分別収集した使用済みペットボトルは、粉砕・洗浄・除染などの処理工程を経て再原料化し、新たなペットボトルとして生まれ変わります。
従来のペットボトルの主なリサイクル先は、衣類の繊維や食品トレイなどに再生利用されていました。
一度、ペットボトル以外の物に再生利用されると、ペットボトルに戻ることはできず、最終的に焼却処分をおこなうこととなり、数回でリサイクルの輪がとぎれてしまっていました。
サントリーグループとおこなう水平リサイクルでは、新たな化石由来原料を必要とせず、全てのペットボトルを100%新たなペットボトルとして何度でも再生することができ、化石由来原料から新たにペットボトルを製造する場合と比べ、CO2の排出量を約60%削減することができるなど循環型社会を目指すために適した方法となっています。
また、今回の協定により、市民のみなさまとしては、従来どおりの分別排出で日常的に脱炭素に資する活動に参画できるようになることや、資源ごみとして分別して出していただく使用済みペットボトルは、すべてサントリー製品のペットボトルとなって、繰り返し使用されます。