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更新日:2025年5月2日

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伝染性紅斑に関する流行発生警報が発令されました

5月1日に伊集院保健所管内伝染性紅斑に関する警報が発令されました

今後、さらに流行が拡大することも予測されることから感染防止・感染拡大防止対策の徹底と今後の発生動向に注視していただくようお願いします。

伝染性紅斑について

1.伝染性紅斑とは

幼児を中心にみられる流行性の発しん性の感染症です。両頬がリンゴのように赤くなることから、「リンゴ病」と呼ばれることもあります。

2.症状

感染すると、10日から20日の潜伏期間を経て、微熱やかぜの症状がみられ、その後、両頬に蝶の羽のような境界鮮明な赤い発しん(紅斑)が現れます。発しんは1週間程度で消失します。

3.感染経路

感染した人の咳のしぶき(飛まつ)を吸い込むことによる飛まつ感染や、感染者と接触したりすることによる接触感染が知られています。

4.妊娠中または妊娠の可能性がある方へ

伝染性紅斑に感染したことのない女性が妊娠中に感染した場合、胎児にも感染し、胎児水腫などの重篤な状態や、流産のリスクとなる可能性があります。熱や倦怠感が出現した後に発疹が出るなど、伝染性紅斑を疑う症状がある場合は、医療機関に相談しましょう。

5.治療法および予防方法

伝染性紅斑に、特別な治療法はありません。基本的には軽い症状の病気のため、経過観察を含め、症状に応じた治療となります。

紅斑が出ている時期にはほとんど感染力がないため、かぜ症状のある人はこまめな手洗いや、せきやくしゃみをする時には口と鼻をハンカチなどでおおうなどの「咳エチケット」を心がけることが大切です。

 

お問い合わせ

市民福祉部健康保険課保健予防係

899-2592 日置市伊集院町郡一丁目100番地

電話番号:099-248-9421

FAX番号:099-273-3063

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