更新日:2025年4月8日
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平成24年度から地球温暖化防止のために市民と協働で取り組んできた「生ごみ回収事業」は、令和7年度で14年目をむかえ、全国から多くのかたがたが視察に訪れるなど、市の誇れる事業として定着した他、持続可能な取り組みとして注目されております。
市民の皆さまが、この事業に御理解とご協力いただいた結果、令和6年度末までに約8,737トンの生ごみを焼却することなく堆肥として再生し、17,175トンものCO2発生の抑制効果がありました。
堆肥化された生ごみは、日置市内の農家で「よかんどそだち」というブランド野菜や果物として生産され、物産館などで販売されています。
人口減少や物価高騰などにより、消費が減少したこともありますが、それに伴い近年は生ごみの排出量も減少傾向あります。世界的に取り上げられている「食品ロス」の観点から考察すれば、市民の皆さまの賢い消費の定着「食品ロスへの理解」が要因の一つとも捉えられます。
日置市生ごみ回収事業に参加されている市民の皆さまには、焼却することで発生するCO2の発生抑制や脱炭素社会の構築に向けて更なるご協力をお願いします。