○日置市地域間幹線系統確保維持費補助金交付要綱
平成17年5月1日
告示第10号
(目的)
第1条 市長は、広域的・幹線的なバス路線の確保・維持を図り、もって地域住民の福祉を確保するため、予算の定めるところにより補助対象事業者に対し予算の範囲内において補助金を交付するものとし、その交付については、地域公共交通確保維持改善事業費補助金交付要綱(平成23年3月30日付け国総計第97号、国鉄財第368号、国鉄業第102号、国自旅第240号、国海内第149号、国空環第103号。以下「国要綱」という。)、鹿児島県バス運行対策費補助金交付要綱(平成13年12月12日付け交政第73号。以下「県要綱」という。)及び日置市補助金等交付規則(平成17年日置市規則第45号。以下「規則」という。)に定めるほか、この告示の定めるところによる。
(用語)
第2条 この告示で使用する用語は、特段の定めがある場合を除くほか、国要綱及び県要綱で使用する用語の例による。
(補助対象系統)
第3条 補助対象系統は、県要綱第4条第1号及び第2号のいずれにも該当する運行系統であって、同条第3号に規定する収支不足額が生ずるものとする。
(補助対象事業者)
第4条 補助対象事業者は、国要綱第4条に規定する補助対象事業者とする。
(補助対象経費の額)
第5条 補助対象経費の額は、県要綱第4条第3号に規定する収支不足額とする。
(補助金の交付額)
第6条 補助金の交付額は、予算の範囲内において、補助対象経費の額の合計額とする。
2 規則第4条の規定により補助金等の交付申請書に添付すべき書類は、次のとおりとする。
(1) 補助対象期間に係る旅客自動車運送事業等報告規則(昭和39年運輸省令第21号)第2条第2項の営業報告書
(2) 他市町村との負担額比較表(様式第2号)
(3) 補助対象期間に係る地域間幹線系統確保維持計画の国要綱表2
3 補助金等の交付申請書の提出期限は、補助金の交付を受けようとする会計年度の12月20日までとし、その提出部数は、1部とする。
(補助金の経理等)
第10条 補助金の交付を受けた乗合バス事業者は、補助金に係る経理について、他の経理と明確に区別した帳簿を備え、その収支の状況を明らかにしておくものとする。
2 補助金の交付を受けた乗合バス事業者は、前項の帳簿及び補助金の経理に係る証拠書類を補助金の交付を受けた日の属する会計年度の終了後5年間保存しておくものとする。
(調査報告)
第11条 市長は、予算の執行の適正を期するため、補助金の交付を受けた乗合バス事業者に対して、その状況を調査し、又は報告を徴することができる。
(補助金の返還)
第12条 市長は、補助金の交付を受けた乗合バス事業者が次の各号のいずれかに該当すると認めるときは、補助金の交付決定の全部若しくは一部を取り消し、又は既に交付した補助金の全部若しくは一部の返還を命ずることができる。
(1) この告示の規定に違反したとき。
(2) 第7条の交付申請書に虚偽の記載をしたとき。
(3) 補助対象系統の取消し等があったとき。
(その他)
第13条 この告示に定めるもののほか必要な事項は、市長が別に定める。
附則
(施行期日)
1 この告示は、平成17年5月1日から施行する。
(経過措置)
2 この告示の施行の日の前日までに、合併前の伊集院町生活交通路線維持費補助金交付要綱(平成14年伊集院町告示第21号)、日吉町乗合バス運行補助金交付要綱(平成9年日吉町告示第21号)又は吹上町生活交通路線維持費補助金交付要綱(平成14年吹上町要綱第8号)の規定によりなされた処分、手続その他の行為は、それぞれこの告示の相当規定によりなされたものとみなす。
附則(平成17年12月1日告示第154号)
この告示は、平成17年12月1日から施行し、平成17年度の補助金から適用する。
附則(平成19年12月1日告示第136号)
この告示は、平成20年4月1日から施行し、改正後の第1条及び第2条の規定は、平成19年度の補助金から適用する。
附則(平成24年4月1日告示第100号)
この告示は、平成24年4月1日から施行する。
附則(平成31年3月29日告示第20号)
この告示は、平成31年4月1日から施行する。