令和5年度第1回観光振興連絡協議会について(報告)
令和5年5月26日に開催した観光振興連絡協議会(以下、協議会)については、以下のとおり。
概要
	- 参加団体数および参加人数
	
	
- 観光戦略の全体像および5本の柱としての方向性、協議会の情報集約、発信の検討会としての位置づけについて
	
		- ⇒それぞれの方向性、位置づけについては、了承が得られた。
 ただし、柱ごとの詳細については、調整が必要。
 
- その他として、市の取り組み内容が見えづらいという意見あり。
	
		- ⇒市外のみならず、市内(特に観光関連団体)向けに活動の「見える化」を行うことで、観光戦略への理解・連携強化につながると考える。
 
第1回協議会の要旨
⑴令和4年度の振り返り
⇒協議会の設置目的や第1回から3回までの協議内容について触れ、それぞれの団体が抱える「情報発信の手法」、「人財の育成、研修、後継者問題」などの共通の課題や解決策に向けた検討。
また、5カテゴリーを意識した方向性や他分野との連携を図ることで創出される新たな取り組みについて協議を行ってきたことを説明。
⑵,⑴を踏まえた観光戦略の全体像および5本の柱の提案
⇒第2期日置市まち・ひと・しごと創生総合戦略である「訪ねてよしひおき」を実現するために、「5カテゴリー」=「5本の柱」として、観光戦略に基づいた計画をすすめていくことを提案。
会員からの意見として
観光戦略の全体像および5本の柱としての方向性については、おおむね了承が得られた。
意見として挙がったのは、5本の柱ごとの細かい文言(参加団体の業種が含まれていない、表現を少し変えてみては。など)について修正の希望があったもの。
⑶協議会での情報集約・発信強化のための検討会の提案
⇒市商工観光課を事務局とし、市所有の媒体による情報発信を行い、観光関連団体が実施する事業・イベント等の特に市外への情報発信の強化を行う検討会として位置づけすることを提案。
会員からの意見
協議会での情報集約・発信のための検討会の位置づけについて、おおむね了承得られた。情報発信媒体については、2つに限らず、媒体を活用していくべき。
例)Twitter、Facebook、YouTube、TikTok、マスコミ(プレスリリースなど)
情報発信については、若い人・有名人(インフルエンサー)など、情報発信力のある人物もしくはアカウントで発信を行うことが効果的では、との意見あり。
【意見交換2】
	R4年度の振り返り、観光戦略の5本柱について
	
		
			| 特に良いと思う点 前向きに評価したい表現 | 表現を変えたい/追記したいと思うこと | 
		
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				「スポーツ」高校生、大学、社会人など呼ぶ。
「歴史」男性よりも女性をみせる。
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				eスポーツも入れたらよい(賞金すごい、若い人多い)
 ⇒Wifi設備など環境整備が必要。
伝統工芸「クラフト」に「ファインアートも加えたい。」(「クラフト」の表現では、ガラスやアート作品などが、含まれないため)⇒工芸&アート体験はどうか。
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				グルメ観光情報発信が必要。
 ⇒特に若い人は、発信力が強い。SNSが効果的。
体験観光少ない気がする。(コロナで中断?)
 ⇒小中学校では多い。(行事)
 吹上…ウミガメ、東市来…美山の陶芸、日吉…地引網、よしとし軍議場
スポーツ観光スポーツ施設が多い。
歴史観光入れる武家屋敷(珍しい)
 ⇒日置市外から訪れることが多い。フォトスポット、パワースポットにできないか?日置市PRのために、もっと活用できそう。
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				史跡(城跡)が多いので、紹介できれば。(島津4兄弟つながりで紹介できれば、なお良い)人として成し遂げたことなどにフォーカスしてみては⇒例えば、美山の成り立ちなど
 知られざるエピソードが多い(日置市の今につながっている)
湯之元温泉⇒泉源が浅く、温度が高い。より来たくなるPR方法がありそう。各地域に特徴ある温泉
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				歴史観光だけでは、限られてしまうので、体験観光などにもリンクしたい。花水木⇒泉質九州No1となった。もっと知られても良いと思う。
フラーゴラッドなどのスポーツ情報発信が少ない。 | 
		
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				登山などの体験も検討⇒「アウトドア」に該当。
スポーツ大会の誘致ミニツアーの開催(観光の強化、インバウンドに対応)
陶芸のまちとして、窯元での体験と元外相東郷茂徳記念館周辺の検討 | 
		
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				「いくさの日」に説明する⇒女性の歴史にフォーカスして、説明を付け加える。歴史上の妻がどこからやって来たのか?(出身地の見学)
 ※男性だけの歴史を話す事が多い。
観光コース樹木伐採、案内板があるようでない。 | 
		
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				ひおきPR武将隊ってなに?チルアウトってなに?⇒みんなが分かる表現にした方がよい。
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【意見交換3】
	今年度の協議会の在り方について…情報集約・発信について
	
		
			| 情報発信の媒体はこの2つでよいか。 | 発信の際に意識したいこと | 
		
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				ひおきとTV(YouTube)の追加Instagramぷらっと日置の追加ホームページの充実看板の充実QRコードマスコミ(プレスリリース)県の広報(ホームぺージ、県知事の活用)日置市内のインスタフォロー数が多い、お店に発信協力依頼 | 
				日置市だけで出来ないことは他人に力を借りる。マスコミへしっかりと伝える。子どもの力の活用どこにでもあるものではなく、癖がある発信も必要 | 
		
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				年代によって異なる。今後のこと、効果を考え、幅広く広報するためには。Instagram、Twitter、Facebook⇒年代により異なる。
YouTube、TicTok⇒実際の様子を紹介するなど
すべての媒体で共有する必要あり | 
				更新の頻度(ある程度、決めておく)日置市外にも発信できる仕組みレイアウト…見やすさ、色、写真に楽しさが足りない⇒例えば、食べ物だけでなく、人をいれる等の工夫。
広報を2段階にする。
				
					1段階目⇒おおまかな情報(速報的な)2段階目⇒詳細を書いたブログなどの発信 | 
		
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				Instagram「ぷらっと日置」は、分かりやすく発信されている。ブログ、Instagramの充実が最も良いのでは? | 
				みんながフォローしているか知ることが大事。せっぺとべに出たい地域外の方などに向けた発信⇒参加型イベントになり得るのでは?
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				情報発信の媒体についてPRを行う(市民を対象に)歴史的な部分をわかりやすく⇒資料が専門的な部分が不足している(一般的な話でなく、興味を持てる内容に)
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				鹿児島市内からの参加者は、歴史的な話には惹かれないが、グルメなどには興味を示す傾向あり。 | 
		
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				若い世代での情報発信が、効果があるのでは?有名人を活用した情報発信が、効果があるのでは?(インフルエンサーなど) | 
	
第2回に向けて課題
1.第1回で意見のあった内容を踏まえ、5本の柱などを調整。
5本の柱(修正版)(PDF:93KB)
2.市や事業者が実施している取り組みについて、共有できていない現状がある。
市外だけでなく、市内向けにも取り組みについてPRする必要性がある。
3.情報発信については、広報媒体を2つに限らず、活用可能な媒体での情報発信も行っていく。
情報発信については、市観光Instagram・ひおきとブログの2媒体を活用しつつ、他媒体(Twitter、Facebookなど)やフォロワー数の多いアカウントでの発信協力依頼なども検討していく。