令和8年度から、RSウイルス感染症予防接種(母子免疫ワクチン)の定期接種を実施します。
妊娠中にRSワクチンを接種することで、生後の赤ちゃんのRSウイルス感染症に対する予防効果を期待する予防接種です。
- 令和8年3月までの接種(任意接種)については「RSウイルス感染症予防接種費用を助成します」をご確認ください。
対象者
接種をする日に日置市に住所のある、妊娠28週0日から36週6日の妊婦
接種方法
使用するワクチン
組換えRSウイルスワクチン(母子免疫ワクチン):アブリスボ®(ファイザー社)
接種方法
妊娠ごとに1回(筋肉内に接種)
接種スケジュール
妊娠28週0日から36週6日までの間に1回接種。
※接種後14日以内に出生した乳児における有効性は確立していないことから、妊娠38種6日までに出産を予定している場合は医師に相談してください。
接種に必要なもの
予診票
接種に必要な予診票は、妊娠20週頃に市から発送します。
なお、転出後は日置市の予診票は利用できません。
以下の方はお手数ですが、予診票の交付申請をしてください。
- 他市町村で母子健康手帳を交付された後、日置市に転入された方
- 紛失された方
【申請方法】
注)お急ぎの場合は本庁健康保険課または各支所地域振興課の窓口へ母子健康手帳をご持参ください。
母子健康手帳(今回の妊娠で交付された母子健康手帳)
正確な妊娠週数の確認と、接種記録の記載のために必要です。
マイナンバーカード(または資格確認書)
本人確認および、予防接種の前の診察の結果により治療を要する場合に必要となります。
接種可能な医療機関
必ず医療機関に予約をしてください。予約がないと、ワクチンの確保や診察時間の都合で当日接種ができない場合があります。
市内で接種する場合
| 医療機関名 |
電話番号 (099) |
住所 |
|---|---|---|
| 久保内科 | 272-2527 | 伊集院町猪鹿倉96-5 |
| くすもと産婦人科 | 273-6666 | 伊集院町郡1193-1 |
| みゆきクリニック | 246-8707 | 日吉町日置390-1 |
市外で接種を希望する場合
鹿児島県内の相互乗り入れ協力医療機関でも市の助成制度を利用して接種をすることができます。
県外で接種を希望する場合
県外での接種を希望する場合には事前に手続きが必要です。
RSウイルス感染症とは
RSウイルスの感染による呼吸器感染症で、1歳までに半数以上が、2歳までにほぼすべての乳幼児が1度は感染するとされています。症状は、発熱、鼻汁、咳などの軽い風邪のような症状から、重い肺炎までさまざまです。RSウイルスに初めて感染するときは、より重症化しやすいといわれており、特に生後6カ月以内の乳幼児は注意が必要です。
母子免疫ワクチンとは
生まれたばかりの乳児は免疫の機能が未熟であり、自力で十分な量の抗体をつくることができないとされています。母子免疫ワクチンとは、妊婦が接種すると、母体内で作られた抗体が胎盤を通じて胎児に移行し、生まれた乳児が出生時から病原体に対する予防効果を得ることができるワクチンです。
ワクチンの効果
生まれつきRSウイルスへの抵抗力を持った状態で出生するため、乳児が最も感染しやすい生後半年間において、持続した効果を期待できます。RSウイルスに感染した際は、鼻水や咳(上気道症状)があったとしても、肺炎や気管支炎(下気道疾患)へ進行することを抑制します。これにより、呼吸困難に伴う入院や重症化を防ぐことが、最大の目的であり効果です。
| 生後90日時点 | 生後180日時点 | |
|---|---|---|
|
RSウイルス感染による |
6割程度の予防効果 | 5割程度の予防効果 |
|
RSウイルス感染による |
8割程度の予防効果 | 7割程度の予防効果 |
※医療機関への受診を要するRSウイルス関連気道感染症を有するRSウイルス検査陽性の乳児で、多呼吸・SpO293%未満・高流量鼻カニュラまたは人工呼吸器の装着・4時間を超えるICUへの収容・無反応・意識不明のいずれかに該当と定義しています。
予防接種の副反応
ワクチンを接種後に以下のような副反応がみられることがあります。また、頻度は不明ですが、ショック・アナフィラキシーがみられることがあります。
また、海外における一部の報告では、妊娠高血圧症候群の発症リスクが増加したという報告もあるものの、国内の薬事承認において用いられた臨床試験では、妊娠高血圧の発症リスクは増加しませんでした。
接種後に気になる症状を認めた場合は、接種した医療機関へお問い合わせください。
| 発現割合 | 主な副反応 |
|---|---|
| 10%以上 | 疼痛※(40.6%)、頭痛(31.0%)、筋肉痛(26.5%) |
| 10%未満 | 紅斑※、腫脹※ |
| 頻度不明 | 発疹、じんましん |
※ワクチンを接種した部位の症状
母子健康手帳の記録について
医療機関で提示する接種履歴などの例
妊娠中の経過(接種時の妊娠週数の確認)
接種前に、接種時点において対象週数(妊娠28週0日~36週6日)であることを確認します。

予防接種の記録
接種後は、今回の妊娠時に交付された母子健康手帳の「予防接種の記録(5)その他の予防接種」のページに必ず接種履歴を記載してもらってください。お母さまおよびお子さま双方の「予防接種済証」となります。
お子さまが罹患し、小児科を受診する際は、母子健康手帳を持参しご提示ください。

健康被害の救済制度について
定期の予防接種による副反応で、医療機関での治療が必要になったり、生活に支障が出るような障害が残ったりした際、その健康被害が予防接種によるものと認定された場合は、予防接種法に基づく補償を受けることができます。
対象は、接種を受けたご本人および出生した乳児です。副反応が発生した場合は、下記へご連絡ください。
救済制度の詳細は「予防接種健康被害救済制度について」をご確認ください。
